
9月7日、久留米大学御井キャンパス(福岡県久留米市)で、筑後川関係地域の子ども・子育て支援を考える地域円卓会議第3回を開催しました。
今回は「アプローチ」をテーマに、子ども・子育て支援に関わる団体や行政、地域住民の方など約40名にご参加いただきました。

本会は、休眠預金活用事業「困難を抱える家庭を取り残さない仕組みづくり」の一環として開催する、連続シリーズの地域円卓会議です。
2025年11月に開催した地域円卓会議を出発点に、支援を必要とする家庭に「どう出会い、どうつながり、どう支えていくか」を、地域の多様な立場から継続的に考えています。
支援のプロセスを、アクセス(出会い・つながり)/アセスメント(理解)/アプローチ(支援)の3段階に整理。毎回の円卓会議のテーマに置いています。
会議は論点提供者の投げかけから始まります。この論点をもとに、センターメンバーが議論を深めていきます。
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センターメンバーは次の通りです。
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地域の身近な声に応える実践として、次のような取り組みが共有されました。今回は、論定提供者にも団体としての実践例を共有いただきました。
発表者順にまとめます。
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「助けて」と言えるまでを支える
困っていても、人に頼ることへのためらいや、自分の困りごとをうまく説明できないことがあります。支援につなぐ前に、安心して弱音を出せる場や、一緒に状況を整理してくれる人が必要です。
本人が選び、決められる余白をつくる
支援する側が解決を急ぐと、本人の気持ちが置き去りになることもあります。子どもも保護者も、自分のペースで話し、納得して選べることを大切にしたいという視点が共有されました。
父親の孤立にも目を向ける
子育ての悩みを話す機会が少なく、父親も一人で抱え込むことがあります。遊びや交流など、自然に参加できる入口をつくり、父親同士がつながれる場を考えることも話題になりました。
連携の土台は、顔が見える信頼関係
必要なときに安心して相談するには、日頃から相手の活動や考え方を知っていることが大切です。団体や部署という枠組みに加え、一人の人として思いを語り合う関係が、連携を支えます。
バトンを渡した後も、必要に応じて伴走する
別の支援先を紹介して終わりにするのではなく、本人が新しい場に馴染むまで見守ることも必要です。本人の不安や希望を確かめながら、一緒にバトンをつないでいく連携が求められます。
支える側も、一人で抱え込まない
柔軟に対応できる民間団体にも、人手や時間の限界があります。特定の人や団体の頑張りに頼り続けず、それぞれの強みと限界を理解し、負担を分かち合うことが、支援の継続につながります。

参加者の皆さんも、センターメンバーを交えた小さいグループに分かれて、考えを共有します。
<声が出せる関係から、支援が始まる>
半径1mの声は、相談窓口を設けるだけで届くとは限りません。日常の会話や、一緒に過ごす時間、書くことなどを通じて、少しずつ表に出てくる声があります。安心して本音を出せる関係づくりが、活動の出発点になります。
<問題の解決とともに、孤立を減らす>
すべての困りごとをすぐに解決できなくても、話を聞いてくれる人や、一緒に考えてくれる人がいることは支えになります。本人が一人にならず、自分で選び、進んでいける環境をつくること。その大切さを改めて考える機会となりました。
<連携を育てるための余白も必要>
休眠預金活用事業によって人員や活動時間を確保できたことが、他団体との対話や関係づくりを後押ししてきました。支援を続けるには、目の前の活動を支える資金とともに、立ち止まって考え、つながりを育てる時間も必要です。

休憩タイムは、みんなで飲み物や甘いものでひと休み。
名刺交換したり、話の続きをしたり。みなさん、思い思いにくつろいでいました。
これまでの円卓会議で共有してきた、各団体が受け止めてきた身近な声をまとめた「Voice白書(仮)」を年度内に発行します。子ども・子育て支援をとりまく地域の制度や、仕組みを考える人たちへ届けていくことを目指しています。
最終回のテーマは「チューニング」。10月27日(火)13:00〜16:00に開催します。
▼お申し込みはこちらのフォームからお待ちしております
https://forms.gle/UabwbQLDvdSeAmbN7
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