団体概要GROUP PROFILE

災害、貧困、不登校、孤独死、難病だけでなく環境破壊、 動物の殺処分など、わたしたちの社会には多くの問題が山積しています。いっぽう、社会の課題を解決するために「何か役に立ちたい」と思っている人たちがたくさんいます。
行政はもちろん、NPOなどの市民団体や自治会、あるいは企業や組合組織などが地域の 課題に真剣に向き合っています。しかし、課題の多くは、ひとりの人間や団体だけでは解決しづらいことに、多くの人は気づき始めています。 直接、課題解決に向けた活動はできな くても、自分にかわって想いや考えを実行してくれる人たちに託すことができます。
今、世界中で、そして日本でも、そういったやさしい気持ちが次々に生まれ、コミュニテ ィ財団が設立されています。これまでのように、誰かお金のある人が財団をつくったり、行政機関がお金を出してつくったりするのではなく、ひとりひとりが少しずつお金を出し合って、「活動の力になりたい」という想いと「人の役に立ちたい」という活動を結ぶことで、たくさんの夢を叶えたい。わたしたちはそのような想いでコミュニティ財団を設立する準備を始めました。