休眠預金等活用事業

地域の子育て支援を考える「みにえんたく」開催しました

地域の子育て支援を考える「みにえんたく」開催しました

4月28日、久留米大学御井キャンパス「つながるめ」にて、第1回 地域ミニ円卓会議(通称:みにえんたく)を開催しました。子ども・子育て支援に関わる団体や行政、研究者、子育て中の方など、地域の多様な立場から42名がご参加。久留米市はじめ北九州市や佐賀、京都など幅広い地域から駆けつけていただきました。

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みにえんたくは、休眠預金活用事業「困難を抱える家庭を取り残さない仕組みづくり」の一環として開催する、連続シリーズの小規模な地域円卓会議です。

2025年11月に開催した「筑後川関係地域の子ども・子育て支援を考える地域円卓会議」を出発点に、支援を必要とする家庭に「どう出会い、どうつながり、どう支えていくか」を、社会みんなで継続的に考えていくために企画しました。

事業計画では、支援のプロセスを アクセス(出会い・つながり)/アセスメント(理解)/アプローチ(支援) の3段階に整理しており、今回の会議では 「アクセス」 をテーマにしました。

会議は論点提供者の投げかけから始まります。この論点をもとに、センターメンバーが議論を深めていきます。

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センターメンバーは次の通りです。

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議論のまとめ

行政窓口は「とっつきにくい」 
「悩みを整理してから話さなければ」と身構えてしまう。

  • 平常時のつながりが鍵
    困ったときだけでなく、産前産後など"何でもないとき"から関係を築いておくことが、いざというときのセーフティネットになる。嬉しいことを共有できる関係性こそ大切。
  • 解決を急がない 
  • 制度紹介を性急に進めると当事者の負担になる。散歩や遊びなど日常を共にし、小さな成功体験を一緒に積み重ねる関わりが信頼を育む。
  • 本人が"困っている"と気づかないことも
  • 他者や社会との比較を通じて、ようやく自分の状況を客観視できる場合がある。
  • 子どもが望むのは「解決」ではなく「共有できる存在」 
  • 困りごとを言葉にすること自体が難しい。周囲の反応を恐れて"言ってはいけないこと"と学習してしまうケースも。
  • 3回会えれば関係は安定する 
  • 初対面で「次の約束」を取り付けることが、関係継続のポイント。
  • 特定スタッフへの依存をどう超えるか
  • 団体側も「組織として」関わる仕組みづくりが課題。

各団体の実践事例

後半では、参加団体から「出会い」と「つながり」の工夫が共有されました。
発言者ごとにまとめます。

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参加者の皆さんは真剣にメモを取りながら話に耳を傾けていました。
また、センターメンバーの議論を受けて発言もいただきました。

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議論から見えてきたこと

  • 大人の「効率化」の罠 
  • 居場所づくりで効率や無駄の排除を求めすぎると、最も支援が必要な子どもほど遠慮してしまう。
  • 連携の力
  • 行政の画一的な支援と、民間団体の柔軟な活動を組み合わせることが、理想的な支援につながる。
  • 持続可能性
  • 各団体が活動を続けるための経済的基盤の構築は、共通の大きな課題。

これからの みにえんたく

閉会後の名刺交換や交流タイムでも、新たなつながりが生まれていました。

第2回みにえんたくは 「アセスメント」 をテーマに6月開催予定です。
参加申込や詳しい日程、財団HPとSNSおよびLINEオープンチャットにて改めてお知らせします。

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