組織基盤強化セミナー 協働開催

組織基盤強化セミナー 協働開催

6月3日、CSO(NPOなどの市民団体)向け組織基盤強化セミナーをちくご川コミュニティ財団事務所で開催しました。
NPO専門のホームページ制作サービス「nuweb(ニューウェブ)」を運営するリタワークス株式会社と、寄付決済から寄付データ管理までを一つにした総合ファンドレイジングサービスを運営するコングラント株式会社の両企業様と当財団の協働により、実現したセミナーです。
この日は、私たちが休眠預金等活用事業で伴走支援している団体から12名にご参加いただきました。

セミナーテーマは「寄付と広報」。
「寄付募集を検討しているけどどうやってやるの」「そもそも寄付募集って必要?」
「クラウドファンディングのようにオンラインで寄付集めをしたい」「領収書の発行や寄付者情報の管理がわからない「SNSだけじゃなくて団体のホームページをちゃんとしたい!」
寄付と広報に関する疑問や悩みは、どの団体さんもさまざまです。

まずは、コングラント
経営企画室の内藤千賀さんより「これだけは抑えたい!力を入れるファンドレイジングポイント」と題して、ファンドレイジング(資金調達)の基礎やなぜ寄付募集をするのかについて学びます。

ちくご川コミュニティ財団がコングラントで実施したクラウドファンディングのプロジェクトページもご紹介いただきながら、支援してくれた方々への感謝と報告のポイントや寄付募集のためのツールの使い方などについてお話しいただきました。

次に、リタワークス代表取締役・共同代表の中川雄太さんより、「ファンドレイジングに必要な『伝える力』」と題して、支援者の共感を呼ぶために大切な情報発信の考え方、SNS活用とホームページ(ウェブサイト)の戦略について学びます。

団体のミッション(使命)とビジョン(将来の展望)を言語化すること、それをウェブサイトでしっかり打ち出すこと、ウェブサイトと連動してSNSでも支援者との接点を増やすことなどをお話しいただきました。
実は、このちくご川コミュニティ財団のウェブサイトも「想いが伝わるウェブサイト」を目指してnuwebで2023年にリニューアルしたばかりです。

つづいて、団体ごとのワークです。「伝わる」ファンドレイジングに向けて、自分たちの紹介文を20文字にぎゅっとまとめることに挑戦します。メンバー同士で話し合い、団体が取り組む社会課題や強みなどを書き出します。

内藤さんや中川さん、当財団のプログラムオフィサーたちも団体の議論の輪に入りながら、会場は熱を帯びました。
最後の共有タイムでは、各団体が編み出した自己紹介文をお披露目しました。


リタワークス様、コングラント様、たくさんの学びと気づきをいただきありがとうございました。

ちくご川コミュニティ財団では、筑後川関係地域の課題解決に取り組むCSOの皆さまに、寄付募集などのファンドレイジングや広報をはじめとする、持続可能な事業運営のための伴走支援をしています。
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