メディア掲載

四宮さんが本を出版されました

西日本新聞編集委員の四宮淳平さんが、本を出版されました。タイトルは、「『居場所』難民-報道記者が見た不登校の深層」。
通信制高校出版社の「学びリンク」さんより出版されました。

子どもの不登校など、教育分野を深く取材してきた記者として。そして、不登校の子を持つ親として。
四宮さんのこれまでの想い、これからへの想いがぎゅっと詰まった一冊です。

▼Amazonで予約はじまりました! 8/19発売

https://amzn.asia/d/95oebFT

紀伊國屋やジュンク堂などの書店では8/20ごろから店頭に並ぶそうです。


四宮さんは、ちくご川コミュニティ財団が2021年から取り組む、不登校の子どもと家族の支援事業を継続的に取材されています。

20242月には、西日本新聞社様と協働で「子どもの多様な学びの場を保障する基金」(愛称:たまきちゃん)を設立。この基金から、不登校でフリースクール等を利用する子どもへの奨学金を給付しています。

私たちの活動に共感し、ずっと支え続けてくださる四宮さん。

たまきちゃんのことなど、ちくご川コミュニティ財団についても本に取り上げていただきました。

そして、大変光栄なことに、本の執筆料を基金にご寄付いただく運びになりました

子どもたちが、自分らしい学びの方法を否定しないために。1人でも多くの子どもたちに、奨学金を届けることができます。本当にありがとうございます。

7bf6f6c30e4235615ee2c92ae6f99428-1753340697.jpg

▲2025年2月に開催した基金設立1周年記念イベント「たまきちゃんお誕生日会」に登壇した四宮さん(右)

本のご紹介 (学びリンクさんHPより)

「不登校を取材する記者」が「不登校の子を持つ親」としてたどり着いた令和型『子どもの未来のつくり方』

九州最大のブロック紙「西日本新聞」の教育担当編集委員として、長年、不登校現場を取材し続けた記者が、報道の枠を超え、不登校支援者となった。「報道だけでは変わらない」葛藤を抱きながら見つけた「報道でしか実現できない」可能性。自身の子どもが不登校となり、親として実感した当事者としての真実。長年の取材記録をもとに綴られる不登校の実態と「その後」。記者としてのキャリア、不登校の子を持つ親としての経験を糧に動き出したプロジェクトは、「報道することが具体的な課題解決につながる」という新しいジャーナリズムを生み出した。なぜ、子どもたちには「居場所」が必要なのか。本当の課題はどこにあるのか。「自分には何もできない」と思っていても、必ず一人ひとりに「役割」があると気づける一冊。どんな小さなことからでも始められる、令和型「子どもの未来のつくり方」。

◎本書のポイント
・長年の取材をもとに書かれた報道記者による不登校の実態
・不登校の子どもの親として実感した「不登校支援」の現実
・フリースクールなど多様な居場所の必要性と課題
・課題解決に向けた具体的な行動
・誰もが「小さなこと」から始められる不登校支援